先日のこの記事の続きとなります。
生徒さんからの「お気に入りの洋楽の曲の歌詞と日本語訳が知りたい」というリクエスト!
これは私の宿題となり、歌詞と日本語訳を準備してレッスンで一緒に歌詞を読んだり、歌ったり(^○^)♪
生徒さんの一言から、とても楽しいレッスンとなりました!
生徒さんのリクエストは2曲。
1回のレッスンで1曲ずつやってみることになりました。
2回目のレッスンの時に、私から見て難しいと思う方の曲をやることにしました。
でも、いざ始めてみると生徒さん自身は、この難しい曲の方が「大好き♡」とのこと!
前回の1曲目と同様に、歌の歌詞を一緒に読みながら意味も見ていきました…が…
始めてすぐに、前回の曲の歌詞を読んだ時とは、何か違う感じがしてきました。
生徒さん自身が「この曲の方が好」きというように、すでに生徒さんの頭の中では、この曲が音楽付きで流れているような気がしました!
歌詞だけを読んでいくときは、その言葉を音に乗せて読んではいません。
私自身が、その曲をよく知らないというのあります。
この生徒さんは聞くこと、話すことは好きだけど読むのはちょっぴり苦手です。
歌詞を一緒にゆっくり読んでいくのですが、私の中ではどうも違和感があって、でもそれが何なのか初めはよくわかりませんでした。
そんなことを感じていたときに、生徒さんが「この部分読める!」と言って、その歌詞の一部分を歌い始めました!!
続けて「ここサビだよね!」と次々歌う生徒さん♪
そうなんです!!
やっぱりこの生徒さんの中では、もう完璧に頭の中で音楽が流れていたんです♪
生徒さんにとっては、初めて見る英語の歌詞で難しい単語がも並んでいるし、読むこと自体は苦手だけれど、ひとまとまりとして読めているんです!
その様子を見て、私も「そういうことか!」と思いました。
この生徒さんにとっては、少なくともこの曲は一つずつの単語を丁寧に見ていくことが大事なんじゃない。
生徒さんがすでにもってる、この曲の世界を壊さないように、生徒さんの持つ力、感じるままに読んでいってもらった方がいいんだ!
そんなことに気づかされました☆
私が「そうそう、合ってるよ-!すごいね!!」というと、生徒さんから「この曲を何度も聴いているうちに自然と覚えた。リズムに合わせて歌ったり、(動画を見て、シンガーの)口元を見ながら真似した。」との言葉が出ました!
これには私も感動して、何も言うことがなく「素晴らしいね!!それ、本当に理想的だよ☆」とだけ伝えました。
この生徒さんとのやり取りを通じて、それぞれの生徒さんに合わせて関わっていくことで、その子の力がどんどん伸びていくこと、可能性が広がっていくことを目の前で見せてもらいました(*^-^*)
逆に言えば大人の考え方、こうした方がいいという思いが、子ども達の力を十分に発揮させずに抑え込んでしまったり、可能性を見過ごしてしまったりすることもあると改めて感じさせられました。
ますます、一人ひとりの生徒さんと向き合うことの楽しさ、奥深さを感じたレッスンになりました。
レッスンの最後に、また音楽をかけて一緒に歌いましたが、伸び伸びと歌う生徒さん(しかも上手!)の様子を「すごいな!素敵だなー☆」と思いながら一緒に歌いながらも、嬉しくて生徒さんの様子も見ていたら、歌詞を覚えていない私は途中から歌詞を見失い…後半は、生徒さんのワンマンショー状態になりました♪笑
今週のホームワーク(宿題)は、この曲を歌っておくこと。
このホームワークは、生徒さんだけじゃなく私の宿題にもなりました(笑)
この曲…
https://m.youtube.com/watch?v=L0CVoFsUhC4
次回は、私も最後まで歌えるかな(笑)
コメントをお書きください