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見守ること

 レッスンで大切にしていることは、目の前にいる一人ひとりの生徒さんそれぞれに合わせた内容でレッスンを進めていくこと。

それぞれの生徒さんの個性や可能性を見つけて、どんどん伸ばしていけたらといつも思っています☆

 

理解の早い子もいれば、マイペースでのんびりな子、理解して納得するまでは時間がかかるけど、一度腑に落ちるとそこから次へ繋がるのがスムーズな子、飽きっぽいけどどこかでスイッチが入って集中するとその集中力がすごい子…

 

 誰一人として同じではなく、「この子のこういうところが素晴らしい!」という面をみんなたくさん持っています(*^-^*)

 

英会話、英語を「勉強」として捉えると、英語の読み書きができる、リスニングができる、英語で会話ができる、テストの点数が良い、年齢の小さいうちから英検などのテストに合格した…などに目がいく、注目されることも多いかと思います。

 

もちろんそれが悪いことではないし、いい面もたくさん含まれます。

何よりレッスンをしている生徒さん自身が嬉しければ、それが一番です。

 

 

私自身はレッスンをしている中で、そこへのアプローチやその結果に繋がるまでの過程、生徒さんの気持ちの変化などを大切に考えています。

 

目標に向かうための道筋やステップを見せたり、伝えたりすることは必要ですが、その時の生徒さんの気持ちはついてきているかな?興味はあるかな?

やり方を変えると、もっと興味が湧くのかな?

今の生徒さんにとって、ただ難しすぎるだけになっていないかな?

 

「こうなるために(ここまで到達するために)、これをして、あれをして、こうがんばって…」

次々とこうして、ああしてと言われて「やらされている」という気持ちになってもらいたくないなといつも感じています。

 

 

そういう思いから、レッスンでは生徒さんの自主性を尊重するようにしています。

ここまでならがんばれる、知りたいことがある、これについて教えてもらいたい、もっとこっちをやりたい、今日はこれはがんばれない、今日はもっとできるよ!など…

私からも生徒さんに聞いていくし、生徒さんが気持ちを伝えてくれたときは、丁寧に受け止めたいと思っています。

 

 

半年前くらいから、レッスンを始めた小学校低学年の生徒さん。

自信がなくて、ちょっぴり不安もあって、ゆっくり進めてきましたが、ここ数回のレッスンでは、この生徒さんから余裕を感じるようになってきました!

気持ちに余裕が出てきたら、自信も湧いてきた様子(*^-^*)

 

「なんだか余裕がでてきたね!ちゃんとわかってる(理解できてる)感じが伝わってくるよ!」と声をかけると「うん♪わかる!」と元気な返事が返ってきました!

 そして表情も前より生き生きしてきました☆

 

 生徒さんの気持ちが変化してくるまで、「もっとやってみる!」と生徒さん自身が思うときが来るまで、自信がついてくるまで…

大人側から見たら言いたいことがある。もうちょっとがんばって欲しいだとか、もう少し早く進みたい…そういう大人の都合は横に置いておいて、見守ること、今できることを認めて一緒に喜ぶこと、今の生徒さんが必要としている事に手を貸すこと。

ここを大事にしたいなと思います。

 

「英語っておもしろいね!」「わかることが楽しい♪」レッスンでは、そんな気持ちを感じてくれたらいいなと思い、大切にしています(*^-^*)