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英語が苦手だった私 ⑦

ケアンズの保育園でのパートタイムの仕事が終わり、私がオーストラリアで1番やりたかったことが叶った達成感もあって、しばらくは今後どうしたらいいか、自分がどうしたいか、何をしたいかわからない時間が続きました。

 

これからどうしよう、私は何がしたいかな?

自問自答の毎日がしばらく続きました。

 

語学留学、ワーキングホリデーの後は日本に帰って、また保育園で働きたい!

オーストラリア滞在中に学んだこと、オーストラリアの保育園で働いた経験も活かせたらいいな。

日本での保育の中で、英語の歌や手遊びなんかができたらいいな。

 

そこだけは漠然とだけど、自分の中でイメージができていました。

 

 

そんな時に見つけたのが「児童英語講師養成コース」でした。

英会話講師になるとは、その時は全然考えていませんでしたが、日本に帰った時に保育の中で何か英語を使ったことができるとしたら、もしかしたらこのコースは何か役に立つのかもしれないな…

 

そんな気持ちになって、児童英語講師養成コースを受講しました。

 

そのコースの中では、子供向けの英会話のクラスをやっていくための技術や知識をたくさん学びました。

そして保育園でも使えそうなものもいろいろありました!

オーストラリアの保育園で働いたりボランティアした中で、実際の保育の現場で使われていて子供たちが楽しんでいる歌や手遊びもいろいろ覚えたので、日本に帰ってできたらいいな~というイメージがより鮮明になりました。

 

日本に帰ってきてからは、留学前に働いていた保育園の先生から声をかけてもらい、すぐに勤務する保育園が見つかりましたが、その時の担当クラスは0歳児…

さすがに0歳児のクラスじゃ、英語を使って何かをするというのは無理があって、普通に保育をする毎日が続きました。

保育の仕事は楽しいこともたくさんあるので、それなりに充実もしていたけれど、やっぱり英語を使っていきたい。

このままだと英語をどんどん忘れていきそう…

 

そんな思いや焦りも感じながら、私はどうしたいんだろう…と思っていました。

 

1年後、勤めていた公立の保育園が民営化になることをきっかけに保育士として残るのではなく、英会話講師をやってみたいと思って保育園での仕事を辞めました。