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大人と子どもの意識の違い

Smile World Englishでは、プライベートレッスンをメインに行っています。

 

幼児、小学生のレッスンでは、ハロウィンとクリスマスの時には、それに関連したクラフトやゲームをレッスンの中でやっています♪

 

私の中ではあたりまえに「去年と違うこと(内容)をやる」と思っていましたが、そんな私の思い込みを覆す出来事がありました!

 

 

ある日のレッスンで、小学生の生徒さんが「クリスマスの時には、前にやったケーキ作りたい!」

そう言いました。

 

前にやったケーキとは、2年前にその生徒さんが幼稚園児だった時に作ったクリスマスケーキのクラフトです。

 

その当時は、小学生のお姉ちゃん向けに準備していたものを弟のその生徒さんも「僕もやりたい!」ということで、ちょっと難しいかな…と思いながらも、一緒にやっていくことになりました。

 

もちろんお姉ちゃんより時間はかかりましたが、その生徒さんもがんばって最後まで作ることができ、とても嬉しそうでした(*^-^*)

 

 

そして翌年…

 

去年のクリスマスの時には別なことをやろうと思っていましたが、その生徒さんから「今年もあのクリスマスケーキ作りたい」と言われビックリしました!

 

もちろん準備していなかったので、「去年あのケーキ作ったから、今年は準備してきてないよー(内心焦る!笑)。今年は違うことやろうよ!」

 

そう伝えてみたけど、その生徒さんはどうしても作りたい!

 

去年作ったものが、その時に手元にちゃんとあったので「これを見ながら自分で絵を描いて作る!」

 

そう言われました。

 

 

「本当に作りたいんだな」という気持ちを感じたので、去年は生徒さん自身が絵を描いて色を塗ってケーキを作りました☆

 

 

その生徒さんの気持ちがこもった、がんばりも感じられながらも本当にやりたくてやっている気持ちが伝わる作品が出来上がりました!

 

 

 

オーストラリアで見たレゴのクリスマスツリー
オーストラリアで見たレゴのクリスマスツリー
コアラがいます♡
コアラがいます♡

 

 

そして今年…

 

「クリスマスの時に、またあのケーキ作りたい!」

 

そう言われて、「えっ!?また!?」とビックリ!

 

生徒さんのお母さんも「またやるの!?」

 

大人2人はビックリ!!笑

 

 

でも生徒さん自身は「やりたい!」ということで、今年またやることにしました。

 

そんなにやりたいんだな

 

そんなに好きなんだな

 

そんなに楽しいんだな

 

生徒さんから、そんな気持ちを感じさせてもらい、私も3回目のケーキ作りが楽しみになりました(*^▽^*)

 

 

 

すると後日…

 

別な小学生の生徒さんから「制作やりたいな。いつやるの?」と聞かれました。

 

その生徒さんは、図画工作や物を作るのが大好き♡

 

レッスンの中でも、たまに制作やりたいとリクエストされます。

 

その生徒さんは、クリスマスケーキすでに作ったし(笑)

 

他にも私が持っている教材で、別なものも過去に制作しています。

 

 

「クリスマスのクラフト探してみてるけど、あまりいいの見つからないんだよね」

 

そう伝えたら、返ってきた言葉が、

 

「前に作ったのと同じものでもいいよ!」

 

 

それを聞いて「えーーーーー!?」と思いました。

 

この生徒さんも、以前にやったのと同じものでもいいんだ!?

 

同じものでも作りたいんだ!?

 

 

もうビックリ!!…笑

 

 

この生徒さんの方が年齢が大きいのもあって、3年連続同じケーキを作りたい生徒さんの話をしてみました。

 

そしたら「同じものでも、楽しかったらまた作りたい♪」

 

そんな返事が返ってきました。

 

その生徒さんは、学校の図画工作とかでも楽しかったら、また同じもの作りたいと思っているそうでした。

 

 

それを聞いて、「あぁ、そっか。一回作ったら終わり。同じものばかりじゃつまらないって思っているのって大人の考え方なんだな。」と思いました。

 

それをその生徒さんに伝えたら「うん、そうだよ。」って言われました(笑)

 

 

大人の考え方と子どもの考え方、物事の捉え方ってこんなに違うんだな。

 

つまらなくしてしまう、前と同じじゃ飽きるよね

 

そう思っているのは、大人だけで子ども達は「楽しいから何回でもやりたい!」、「楽しみたい♪」って思っているんだな☆

 

 

生徒さんたちから、そこに気づかせてもらいました。

 

みんな、ありがとう♡