私は今の仕事をする前、留学をする前は、保育士として保育園で働いていました。
その時にたくさんの子ども達と関わる中で、子ども達はそれぞれ一人ひとりが大きな可能性や力を秘めているということをいつも感じていました。時には大人の想像をはるかに超えるほど!
だから私は、それぞれの子ども達の力や可能性を引き出したい。
大人の都合でそれを潰してしまわないようにしたいと思って保育していました。
大人からしたら、パッと見て問題と感じる行動や言動…
ついつい止めたくなる、怒りたくなる、なだめたくなる…
でも、話を聞くと「そういう理由があったんだね。そんな気持ちだったんだね。」と気付いて、ハッとさせられることがたくさんありました。
そして理解してもらえた、受け止めてもらえたと感じると子ども達はとても穏やかになる。
そう感じていました。
オーストラリア留学中は、現地の保育園で働いたりボランティアで子ども達と関わる中で、国や文化が違っても子ども達が感じる事は変わらない。その子ども達を見守る先生達の関わりや褒めるポイント、怒るポイントも変わらないと感じました。
日本とオーストラリアの保育の中でのアクティビティ、それに取り組むやり方など目に見える物事は多少違えど本質的なことは同じ。
一人ひとり違っていいし、それぞれの個性がある。
そして、子ども達に英語を教えるようになり保育園勤務の頃とは違い、一人ずつとじっくり関わることのできるプライベートレッスン、超少人数グループレッスンをする中で、ますます目の前の生徒さんの「個」を大切にしたいなと感じています。
得意なこと苦手なこと、好きなこと嫌いなこと、やりたい事やりたくない事、元気なとき落ち込んでいるとき、楽しい気持ち悲しい気持ち…
いろいろある一つ一つを一緒に感じながら、レッスンをしていこうと日々思っています。
そして振り返ってみると保育士をしていた時から、一人ずつの子ども達と向き合いたい。それぞれの個を大切にしたいという思いは、変わらずに自分の中にあるなと感じます。
これからまた環境的には、何か変化していくこともあるかもしれないけど、この気持ちはきっと変わらずに持ち続けていくように感じます。
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